知床半島遊覧船浸水の乗客の安否は？｢漂着してもヒグマに食い殺されそう｣KAZU1(カズワン)

北海道・知床半島の観光船のKAZUI(カズワン)がカシュヌの滝近くで浸水し、行方が分からなくなったとして、現在捜索が続いています。

船に乗っている乗員・乗客は子供2人含む計26人で、連絡がとれずにいます。

現在は、海上保安庁の巡視船やヘリコプター、北海道県警のヘリ1機が現場に向かっているとのことです。

ここでは、浸水した遊覧船事故の安否や知床沖に生息しているヒグマについてまとめていきます。

追記：4月24日朝のニュースで4人が意識不明の状態で発見されたと報じられました。

知床半島遊覧船KAZU1(カズワン)浸水「低体温症が心配」

現在、行方不明となっている知床半島遊覧船KAZU1(カズワン)は、海上保安庁が捜索中ですが、通報後6時間以上経過しても、船はみつかっていません。

カシュヌの滝近くには浸水した遊覧船の姿はなかったようです。

事故の原因は不明ですが、船は30度以上傾いているということで、どこかにつまからないと経っていられない状態であり、水がかなり浸水しているとみています。

津波などの原因が考えられず、カシュヌの滝近くで船に何らかの異常があったのではないか、と報じられています。

全員救命胴衣は着用しているということですが、海水温はかなり低く、水にしばらく浮かんでいたとしても、全員低体温で危ない状態になります。

事故の原因については、色々な憶測がとんでいます。

ウトロからの遊覧船では、断崖絶壁で落石がつみあがっているところに船を寄せることもあるそうですが、落石が原因、ということもあるのでしょうか？

知床半島の観光船は、未だにみつかっていないようです、

そして、無事に泳いで陸に到着しても、安心とはいえないようです。

知床沖の陸はヒグマの生息地でクマに遭遇する危険もあるようです。

この時期は、ヒグマが冬眠に目覚めたばかりの時期なので、腹が減っているヒグマがかなり凶暴になっていると思われます。

知床半島でのヒグマに襲われたという事件は、過去にもいくつか報じられています。

2021年には70代の女性がヒグマに襲われました。山林で女性の引きちぎられた両足が見つかったそうです。

2020年には、ヒグマが住民の犬を連続して襲う連続犬食い事件がありました。

このニュースでは、「昨年の北海道でのヒグマによる死傷者は12人という史上最悪の数字」とあり、年々ヒグマの凶暴さが増しているようです。

知床半島遊覧船KAZU1(カズワン)の乗客が、陸地に着いて無事であることを願う反面、もし、冬眠明けの凶暴なヒグマに見つけられ喰われてしまうのではないか、という心配もあります。

知床の奥の方は道路もなく病院に行くにも難航しそうです。

しかし、とにかく、現在、乗客全員が無事であることを早く確認してもらいたいです。

海水に浸からずことなく、体温維持できていることを強く願います。

現在、強風のため、高波で捜索が難航しているようです。

全員の無事を祈りたいと思います。

引き続き調査していきます。

行方不明となっていた知床半島遊覧船KAZU1(カズワン)に乗っていたとされる4人が救助されましたが、4人とも意識がない状態と報じられました。

知床半島観光船KAZU1(カズワン)が浸水している、と通報があってから、既に17時間以上ほど経っています。

知床半島の水温はかなり低いとされており、長時間にわたり水の中にいたとしたら、命はかなり危ない状態でしょう。

知床半島観光船KAZU1(カズワン)の残る乗客は、まだ発見されていません。岸に泳いで着いたとしても危険はまだあります。

「今、冬眠明けの知床半島の数百頭のお腹をすかせたヒグマが、食糧を求めて海岸線を歩き回る時期なので、海岸線をすぐに捜査した方がいい」という声があります。

知床半島観光船KAZU1(カズワン)の残る乗客が、無事漂着しても熊に襲われるなどという悲劇がないことを祈ります。

知床半島観光船KAZU1(カズワン)が出航した日は、波浪が3mほどあったようですが、海関係の仕事をしてた方のコメントには「波浪が1メートルでもきついのに、小型船では自殺行為」と述べています。

知床半島観光船KAZU1(カズワン)が出航することを決めた会社や責任者の罪は重いでしょう。