iSeNN(あいせん)元LOLゲーマー逮捕「警察も講師もなっちゃいけない人間だった」

iSeNN(あいせん)元LOLゲーマー逮捕わいせつ

元警察官で、元『League of Legends』のプロゲーマー、現在はeスポーツ専門家としてiSeNN(あいせん)の名前で活動している小川敬士容疑者(おがわたかひと・27歳・千葉市中央区星久喜町)が、15歳の女子高校生にわいせつな行為をしたとして、逮捕されました。

ここでは、アイセンの元LOLについてや、元警察、炎上についてまとめていきます。

iSeNN(あいせん)元『LOL』は違う意味

iSeNN(アイセン)は元『LOL』プロゲーマー、と紹介されていますが、『LOL』とは、『League of Legends』(リーク・オブ・レジェンド)の略で、世界中で大変人気の高いゲームです。

iSeNNはLOL部門の元プロゲゲーマーであり、引退後はアナリストとしての肩書きがありました。

以下は、その当時のインタビュー記事です。(2019年11月)

インタビューの冒頭には「彼ほど現役プロゲーマー達が引退後の模範とすべき人物はいないだろう」と書かれています。

Rascal Jesterインタビューの中で「高校は進学校だったけれど。大学に行くと遊んじゃうと思ったので。18歳のときに警察官になりました」と語っています。

警察官だった当時は、アマチュアチームに所属していて、22歳のときにRascal Jesterから声がかかってプロになったそうです。

そして、iSeNNは、プロゲーマーは引退後のセカンドキャリアのことまで想定して活動するべきだといい、現在のプロゲーマ-達のコミュニケーション能力の低さなどを指摘しています。

この記事で語っているiSeNNは、「大学行くと遊んでしまうから警察官になった」というエピソードでもわかるように真面目なところがあり、プロゲーマー時代から引退後の動きを見据えるなどの聡明さがあり、現実のゲーマー達の行く末のことを心配するような分析力もあります。

このインタビュー記事を見る限りでは、確かに、iSeNNは、「現役プロゲーマー達が引退後の模範とすべき人物」と言われるのも納得がいきます。

このような高い評価を受けていただけに、iSeNNの今回の逮捕は、ゲーム業界では、かなりの激震が走ったと思われます。

iSeNNのTwitterでは意味深ツイートがあります。

 

 

iSeNNは、5月29日に「俺のLOL解説が好きだよって言ってくれる人が喜んでくれそうな報告が近いうちに出来るかも」とツイートしています。

その後に逮捕されたため、iSeNNがどんな報告をするつもりだったのか不明ですが、リプ欄には「わいせつ行為の報告だったか」「ロリコン」など、事件を揶揄する言葉が飛び交っています。

ネット上では、LOL+iSeNNでLolisenn(ロリ専)という不名誉なワードが出現し、これまでの知的な物腰柔らかいイメージは、もはや崩壊してしまいましたが、自業自得と言えるでしょう。

iSeNN元プロゲーマー「警察官になっちゃいけない人間だった」

iSeNNの逮捕のニュースでは、「元愛知県警の警察官でeスポーツの専門家」として取り上げられています。

犯罪を犯した人間が、元プロゲーマーという肩書きより、元警察官、とした方がインパクトが強い印象だからでしょうか。

しかし、最近は、教師とともに警察官の不祥事も多いせいか、こういった職業の人達が事件を起しても「またか」という反応になっているのではないでしょうか。

「警察を辞めたiSeNNさん」という切り抜き動画がありました。

「警察、一瞬でやめました」

「なんか悪いことしたかったとか?」

「おもんなかったですね」

「iSeNNさんは警察になっちゃいけない人間だったんですね」

「俺もそう思ってました。だから辞めたんです」

切り抜きなので会話の脈略は不明ですが、上位の会話だけみると、今回の事件を暗示しているようです。

「(警察を辞めたのは)悪いことをしたかったから?」という問いがありましたが、そもそも警察でなくても悪いことをしてはいけないし、当然警察を辞めたから悪いことができる、というわけではありません。

iSeNNは、警察官であったときから「自分は法を犯すようなことをやる人間だ」ということを自覚していて、それがわかっているから警察にいることは出来なくなったのでしょうか。

まさに「警察になっちゃいけない人間だった」というわけです。

iSeNN炎上「モラル崩壊」

iSeNNの逮捕によってプロゲーマー、eスポーツ界隈に対する批判の声が多くあがっています。

iSeNNは、複数の高校で講師をしていて、そのうちの1校の女子生徒にホテルでわいせつな行為をしたとされています。

女子生徒もホテルまで行ってしまったのは、同意の上では?という声もあります。確かに無理矢理襲った、というわけではないかもしれませんが、その後に女子生徒が警視庁に相談した、ということは、女子生徒は被害者意識があったということになります。

iSeNNが、講師と生徒という立場を利用し、言うことを聞かせていたなら、弱い立場である女子生徒は、言われるがままになってしまったのかもしれません。

仮の同意の上だとしても、どちらにしても未成年にわいせつ行為をした時点で犯罪です。まして講師をしている学校の生徒に手を出すとは、モラルが崩壊しているといえます。

iSeNNは、警察だけでなく、高校の講師にもなっちゃいけない人間だったというわけです。

わいせつ
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